私の夫は、早朝出勤途中脳出血で死にました。トレーラーの運転手でした。
例えば、30キログラムの飼料1,500袋を4時間かけて1人で手積し、釧路から函館へ。午前4時ころ到着仮眠。8時には荷物を降ろして会社に電話して次の積荷を決める。深夜3時頃帰宅し食事して、再び積荷先へ。車の点検、燃料を補給して午後10時帰宅。そして午前0時とか3時にまた出発という日々の連続でした。
夫は、体調の不調や、仕事の大変さを訴える様になりました。カゼをひきやすくなりやつれてきました。近所の人からも人が変わったみたいとも言われました。どんなに疲れていても子供と遊んでいた夫ですが、時間があればゴロゴロしていました。
峠の冬道は緊張の連続。助手がいれば、交代もできただろうし、積荷の間だけでも仮眠がとれただろうし…悔やむ日々です。
3人で住んでいた我が家も売り、小さなアパートで子供と2人暮らしです。
夫の死を過労死と認定してください。
夫と同じような人を出さない為に、私と同じ悲しみを味わう人を出さない為にも。
斉藤かづ子
激励先 帯広市西16条南4丁目11−22