PLATEA

PLATEA No.27より
『自殺・過労死110番』
事務局  西崎 尚子

 11月20日、『自殺・過労死110番』全国一斉電話相談を当事務所において実施しました。

  この9月に、労働省が出した自殺や精神障害に関する労災認定基準の通達が、認定の幅を拡げるものと評価する事前報道もあり、110番の開始前から切実な電話が殺到しました。

  今回は24件の相談が寄せられ、労災補償相談13件の内、亡くなられた6件は皆30〜50代の男性。会社の合併で仲間がリストラされ、本人は午前3時に帰宅していた薬品卸の営業職、学校荒廃の対策に行き詰まった中学校教諭、深夜勤務続きで「会社に殺される」と漏らした食品加工業の職人などの相談例がありました。

  110番を開設して11年。88年当初は長距離トラック運転手や建設労働者の相談が多く、今は教職者やリストラに悩む一般職と、時代背景が見えてきます。

  私は、この活動に携わる中で「命が何より大切」「家族の絆が一番」を痛感し、一刻も早い過労死根絶をと願わずにはいられません。

  そして労働者自らが自分の足元で、日常的にH健全なI職場づくりに取り組むことがその第一歩になると思います。

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