PLATEA

PLATEA No.31より
国が動き、心が踊った!
 ―過労死認定基準の見直しと”一人芝居“―
北海道過労死問題研究会代表世話人
弁護士  高崎 暢

過労死を考える集い(11月22日)

1、厚生労働省は、昨年11月15日、蓄積疲労による死亡を認定対象とし、業務との因果関係を判断するための対象期間を、従来の原則1週間から6か月間に広げるべきだとする報告書を公表した。報告書は、蓄積疲労の要因として長時間労働、不規則勤務や出張が多い業務、精神的緊張が強い業務、深夜勤務なども判断材料に加え、総合的に判断すべきであるとしている。
  過労死全国弁護団は、1988年から「110番」に取組み、過労死の労災認定の基準に、蓄積疲労を要求してきた。13年間の運動が実り、国を動かした瞬間である。

一人芝居の一場面

2、私たちは、毎年勤労感謝の日の前に、「過労死を考える市民集会」を開いてきた。今年は、実行委員会を立ち上げ、過労死を題材にした「一人芝居『星逢ひ』」を上演した。生の演劇を通して、改めて過労死の悲劇、非人間的仕打ちであることを痛感させられた。
  主演者荒牧瑞枝さんが、演劇を通して過労死の根絶を訴えたいという情熱に、演劇人のプロ根性を見た思いで、心が踊るのであった。

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