PLATEA

PLATEA No.34より
2002年過労死を考える市民集会
『職場に活かそう!過労死新認定基準』
事務局  西崎 尚子

玉木弁護士

湊 栄市氏

川村雅則氏

  勤労感謝の日を前にした11月22日、『過労死を考える市民集会』は、玉木一成弁護士(過労死弁護団全国連絡会議事務局長)を講師に迎えて開催されました。全国各地の過労死事件の代理人として活動されている玉木弁護士は、改正された認定基準について、「本質的に厚生労働省の考え方を変えた画期的なもの」と評価した上で、これを職場の中で活用し、企業に対して過労死につながる長時間労働を無くす予防策を講じるよう追い詰めていくべきであると語りました。

  続いて、『NTTの職場実態』について湊栄市さん(通信労組道支部副執行委員長)から、大リストラの中でのサービス残業、成果主義の実態、全国で自殺者が相次いでいるとの報告がありました。

  また、川村雅則さん(北大大学院教育学研究科)は、研究者の立場からタクシー労働者の労働、生活、安全衛生について詳細に調査、分析した報告がなされ、参加者からはぜひ自分の職場の調査もお願いしたいとの感想が寄せられました。

湊 栄市さんからのメッセージ

  NTT札幌の職場では、6年前に連続して社員が自殺し、一昨年は大通り四丁目ビルの6階で働く38歳の主査が自殺しました。通信労組が作成した全国実態調査でも、毎年多くの過労死・過労自殺者が出ていることを明らかにしています。私は一昨年から「過労死問題研究会」に入会し、「過労死の認定基準とそのたたかい」を学びました。NTTが昨年強行した、「50歳退職・賃下げ再雇用」の11万リストラは、新たな過労死を生み出す土壌を作っています。その渦中に北海道の職場で死者が出ました。遺族は過労死の認定申請と民事訴訟を決意しています。私はこのたたかいを粘り強く支援して行きたいと思います。

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