PLATEA

PLATEA No.38より
過労死問題研究会レポート
無くせ過労死・過労自殺
弁護士  竹中 雅史


全国総会で講演する
福地保馬北大名誉教授

  不況のバロメーターであると言われる自殺者は、6年連続で3万人を超える異常事態が継続しています。過労死・過労自殺の原因であるサービス残業については、腰の重かった労働基準監督署も漸く積極的に動き始め、各地で、未払い時間外労働賃金の支払いをせざるを得ない企業が増つつあります。

  しかし、労働者を「使い捨ての備品」程度にしか考えてない企業の非人間的な体質は、依然として続いています。「構造改革」の美名のもとで、未曾有の大リストラを行ったNTTは、心臓の手術をして会社の健康管理上、残業や宿泊出張をさせてはいけない労働者に残業や宿泊出張研修を命じました。その結果、過重な業務が理由で死亡した労働者の遺族がNTTを安全配慮義務違反で訴えた奥村過労死訴訟が、昨年末結審しました。この訴訟の尋問において、会社側の担当者は、30%の賃下げは労働者に負担を与えないと述べ、労働者の健康を守るべき産業医もが、大リストラによる労働者への心理的ストレスはないと言い張るなど、耳を疑うような会社側の冷酷な姿勢に、法廷は怒りの渦に包まれました。

  昨年10月、過労死弁護団の全国総会が定山渓で開催されました。過労死・過労自殺を無くし、労働者の命と健康を守る闘いは、まだまだ続きそうです。

  多くの方々のご理解とご支援を期待します。

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